畑岡奈紗(はたおかなさ)ドライバースイング動画

畑岡奈紗(はたおかなさ)17歳アマが母のキャディーで日本女子オープン優勝した。日本オープン女子ゴルフ選手権は、10月2日栃木県鳥山城CCの二の丸三の丸(パー71)で開催された。

最終日5位4打差でスタートした畑岡奈紗(はたおかなさ)17歳アマ(茨城・ルネサンス高校)が5バーディー2ボギーの68で回り、通算4アンダーの4日間トータル280で逆転勝利しました。

アマチアとして国内メジャー初優勝を最年少で飾り、ツアー歴代3位の若さで史上5人目の制覇を遂げました。1打差2位は堀琴音(ほりことね)、3位は申ジエ(韓国)4位は前回優勝のチョン・インジ(韓国)でした。

抜群の勝負強さ

アマチアで初めて日本女子最高峰の大会日本女子オープンゴルフ選手権大会を制覇した17歳の畑岡奈紗(はたおかなさ)。控えめな態度とは裏腹に堂々たるプレーを見せました。

前半のアウトではパープレーでしたが、勝負のかかったサンデーバックナインに入るとスイッチが入ったのかは分かりませんが10番12番につづき13番では9mのバーディーパットを沈め優勝争いに飛びこんできました。

16番で3パットしてボギーにしましたが、ここで崩れないのが強い選手の特徴で「気持ちを切り替え、攻めの姿勢を崩さなかったのが今大会で最難関の17番パー4(490ヤード)。

今大会で最難関の17番パー4(490ヤード)

通常女子プロゴルフでは、パー5の設定でもいいところをパー4に設定したのは、やはり日本女子オープンゴルフという日本女子最高峰の大会である証でしょうか。

最難関のパー4(490ヤード)を2オン2パット)でしのぎ、18番は残り145ヤードの2打目をピン奥4mへ「これを入れたら優勝のチャンスがある」と思って・・・・。

通常はプレッシャーに負けてしまうのが凡人なら、ここで「難しい下りの速いグリーン」を攻めて入れてくることが一流プレーヤーの証でしょう。

世界ジュニアを連覇と国際大会の実績

畑岡奈紗(はたおかなさ)は、アマのナショナルチームの一員として、昨年から世界ジュニアを連覇と国際大会の実績もあり精神面も強くなったと自己評価する。将来は米ツアーでの活躍を目指し、夢は「全米女子オープン優勝」「東京オリンピックで金メダル」を取ることだそうだ。

やはり、強い選手は夢が大きく目先の勝利より将来の自分のゴルフを考えてのプレーが、この難関な日本オープン女子ゴルフ選手権での優勝につながった抜群の勝負強さの秘密だと思います。